H-1B抽選方法の変更に伴い、H-1B Cap Gapの適用が難しくなる申請者が出てきます。今回は, この点について説明をしようと思います。2020年からのH-1B抽選の申請方法の変更に関しては下記の投稿をご参照下さい。
H-1B Cap Gapとは:
詳しくはこちらをご参照下さい。(https://www.thegklaw.com/blog/h-1b合格-opt-キャップギャップ)。簡単に説明すると、H-1Bを抽選受付期間中(例:4/1/2019~4/5/2019)に申請する事によって、有効なOPTステータスが9月30日迄自動的に延長されるシステム。H-1Bを抽選受付期間前にOPTが失効する場合、Cap Gapは適用されません。例)OPTが3/31/2019日に失効。
十分な準備時間が確保出来ず、H-1B Cap Gapの適用が難しくなる申請者が出てくる可能性がある:
新しい、抽選方法では、申請者は3/1/2020~3/20/2020の間に$10の申請費用を払い、オンラインでH-1BのRegistrationを完了させる。 3月20日までにRegistrationを完了させた申請者を対象に、抽選を開始。4月1日までに抽選結果が発表。抽選に選ばれた申請者だけが、H-1B applicationを申請する事が出来ます。例えば、抽選に選ばれた申請者で、OPTが4月15日に失効する場合、ほぼ2週間でLCAと申請書類を準備し移民局への申請を完了させなくてはいけません。スケジュール的に無理があります。4月・5月にOPTが失効し、どうしてもCap Gapで申請したい方は、H-1Bの抽選の準備と並行して、H-1Bの申請も行う方法を取る必要があります。
Comments