米国籍の配偶者と結婚、その後、離婚、永住権(グリーンカード)はキープ出来ますかとの質問を頂きました。前回のポストでは、結婚生活が2年以上のカップルの説明でした。今回結婚生活が2年以下のカップル、別居中、米国籍の配偶者が永住権の更新に協力的なレアケースです。
結婚生活が2年以下のカップル
この場合、有効期限が2年の永住権が交付されます。2年の有効期限が切れる前に、更新の書類をUSCISへ送らなくてはいけません。更新書類の申請は米国籍の配偶者と永住者が共同で申請し、二人で面接を受けるため、離婚・別居中だと更新が非常に面倒です。
別居中、米国籍の配偶者が協力的
正式に離婚はしていな。別居中。米国籍の配偶者は永住権の更新に協力的。稀なケースですが、米国籍の配偶者が非常に協力的なケースもあります。米国籍の配偶者の浮気など後ろめたい気持ちがある方に多い様です。
この場合、二人で更新の共同申請、面接も二人で受ける事になります。申請用紙、移民局の面接官に、別居中であることを明確にします。この場合でも、移民局の審査の焦点は”誠実な結婚だったのか”です。別居中であっても、永住者と米国籍の配偶者が結婚した理由が”愛”であり”グリーンカード”では無いとの証明が出来れば更新が認められます。
例外
結婚が永住権取得目的だった場合は永住権の申請自体が虚偽になるため、永住権を取り上げられる可能性が出てきます。
カテゴリー:永住権 グリーンカード 結婚 離婚
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